Ohuhu イラスト講座
Ohuhuアルコールマーカーで秋のイラストを描いてみた!
今回は、イチョウの葉っぱを持っている女の子をOhuhuアルコールマーカーで描いてみました。
赤茶色のマフラーを巻いて、秋らしい雰囲気で仕上げています。
本記事では、使用した色のご紹介と、チェック模様の描き方についてお伝えしますので、最後までぜひお付き合いください!
使用した色
Ohuhuマーカーペン120色セットと、薄色系48色セットを使って着色しました。
また、マフラーの模様、髪の毛の影、瞳の虹彩、イチョウの葉には、部分的に色鉛筆を使用しています。
アルコールマーカーだけで着色してみて、色のメリハリが弱いと感じたときは、色鉛筆を使ってみましょう。異なる画材同士ですが、意外と色馴染みがいいですよ。
① 肌 使用色
肌に使用したのは、R20 / R18 / E090 です。
E090は薄色系48色セットに入っていますが、少し黄みがかった薄いイエローで、肌に使うのにもってこいの色です。
R18は人気があるようで、公式サイトでは一時品切れにもなりました。
どんな色とも相性が良く、他の色をなじませてくれるので、本イラスト講座でも度々ご紹介しています。
② 髪 使用色
髪の毛には、CGⅡ07 / CG050 / CG020を使用しています。
イラストマーカー講座 第15回で髪の毛の塗り方をご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
③ マフラー 使用色
マフラーにはYR5 / BR3 / R7の茶色〜臙脂系の色を使用しました。
YR5とBR3でグラデーションを作りながらマフラーの下地を塗り、R7で二重線を書き入れています。
薄くもう一本線が入っていますが、こちらはブラウンの色鉛筆を使用しました。
④ イチョウの葉 使用色
イチョウの葉には、BR1 / Y9 / Y2 / Y3の四色を使っています。髪の毛のインナーカラーや瞳にもこちらの色を使いました。
BR1を最初に塗り、Y9→Y2→Y3とグラデーションを作っていくことで、深みのある黄色を表現することができます。
この4色の組み合わせは、金色を表現するときにも使えますので、ぜひ試してみてくださいね。
チェック模様のパターンについて
マフラーをチェック模様にしてみましたが、アルコールマーカーで描くチェック模様のパターンをいくつかご紹介したいと思います。
服や背景などにチェック模様を使うことで、単色で塗ったときよりもイラストの情報量が増え、目を引くイラストになります。
① シンプルな単色のチェック模様
まずは一番簡単な単色のチェック模様です。(使用色 R120)
ペン先はいつも着色に使用しているブラシニブではなく、まっすぐ均一な線を引くことができるブロードニブの方を使いました。
線が重なる部分は、ブラシニブで重ね塗りし、色を濃くしています。
そうすることで、単色ではあるものの、色の濃淡によりイラストに奥行きと複雑さを与えます。
② 2色使ったチェック模様
次は、2色を使ったチェック模様です。(使用色:GY7 / GY8)
細字タイプのペン先を使って、細いチェック模様にしています。
今回は同一系統の色でまとめていますが、下地の色と線の色を別系統の色で描いてみても面白いですよ。
③ ①と②を組み合わせたチェック模様使ったチェック模様
太い線と細い線を組み合わせたチェック模様です。(使用色:R12 / R8)
下地がR12、太い線がR8です。細かい線が入っていますが、こちらは色鉛筆を使用しています。
太い線と細い線の組み合わせのチェック模様は、洋服などに使うととても華やかになるのでおすすめです。
以上、秋のイラストについて、使用した色とチェック模様についてのご紹介でした。
Ohuhuアルコールマーカーには沢山の色がありますので、いろんな組み合わせでチェック模様を描いてみてくださいね。
(文・写真 / しんせつなペイト)
しんせつなペイト
会社員のかたわら画材に関するブログ『ペイトのすすす。』を運営。透明水彩やアルコールマーカーなど、画材全般についての情報を発信中!