Ohuhu イラスト講座
Ohuhu第10回
イラスト講座
夜空の塗り方
(宇宙塗りの練習)
Ohuhuイラストマーカーで夜空を塗る方法
今回はこんな感じの夜空を塗っていきます。
左側はマジックアワーな夜空を、右側は一般的な夜空をイメージして塗りました。
両方ともOhuhuイラストマーカーパステルカラー80色セットだけで塗りました。
同じ色、同じ塗り方で宇宙塗りもできますので、少しでも参考になれば幸いです。
使用する色
夜空をグラデ塗りするのに使う色はこちらの6色です。
今回は右側の夜空を例に塗り方をご紹介していきます。
B300で深みを出す
夜空は一番上が濃く、下へ行くほど色が淡くなるように塗っていきます。
まずはB300の黒に近い深みのある濃い青で塗っていきます。
筆先を紙から離さずにクルクルと円を描くように塗っていきます。
B190
色が乾く前にB190の鮮やかな青色を重ね塗りしていきます。
重ね塗りする範囲はお好みでOK!
クルクルと円を描きながら色を重ねていくと、先ほど塗ったB300と色が綺麗に混ざってグラデーションします。
もちろん筆先を払いながら塗っても大丈夫です。ご自身のやりやすい方法で塗ってみてください。
B170
やや暗めの青を同じように筆先をクルクルさせながら塗っていきます。
ムラができても大丈夫です!
そのムラがより夜空っぽさを演出してくれます。
B150
中間色の青を同じように重ね塗りしていきます。
B120
B120の淡い水色を塗り重ねていきます。
一番上が一番濃く、そして下に行くほど淡い青色で塗り重ねていくとこの様にグラデーションします。
Y010
ブルーだけだと味気ないので最後に淡いイエローもプラスしてみました。
月明りや街の明かりなど地上が光っているイメージです。この色を淡いオレンジ色にすると夕焼けっぽい雰囲気になります。
ホワイトで星を描いたら完成!
最後にお手持ちのホワイトで星を散らしたら完成です。
今回ボールペンタイプのホワイトを使用して一粒一粒手描きしましたが、絵の具などをスパッタリングするとより自然な光を演出できます。
慣れてきたら宇宙塗りにも挑戦してみよう!
同じカラー、同じ塗り方で宇宙塗りもできます。
さらに紫やピンクも入れるとより宇宙感が増します。
宇宙塗りはちょっと難しいイメージがありますが、濃い色を淡い色でぼかしていくとそれっぽく塗れます。
まずは比較的簡単な夜空で練習をして、慣れてきたら宇宙塗りにもぜひ挑戦してみてください。
(文 / 写真 くうこ)
くうこ(ブロガー/クリエイター)
画材が大好きな画材沼の住人。自身が運営する『画材大好き!くうこのイラスト帳ブログ』は年間100万回以上見られており、画材のレビューやイラストの上達法などを発信している。